atriumブログ

デザイン事務所atriumの雑記です

タイポグラフィ

ロゴと色の組み合わせを自動生成するサイト builtbyemblem.com

以前に、illustratorのスクリプトで、ランダムなフォントで文字を組んで、デザインのアイデア出しを効率化することについて書いたが、それと同じようなことが手軽にできる、とても良いウェブサイトがあった。Builtbyemblem.comというサイトで、文字列を入力…

パラメトリック・デザイン 04:フォントのランダム割り当て

かなり時間が空いてしまったが、前回の続きで、illustratorのスクリプトを書くことでデザインのスタディ方法を、ちょっと向上させることについて書く。。 例えば、一般的に、デザイナーがロゴなどを作成するとき、使用するタイプフェイスをあれこれと試して…

パラメトリック・デザイン 01:フォント自動生成ソフト

11月17-18日に、フランスのナンシーでAutomatic type design 2という、タイプフェイス(とデジタルフォント)を自動生成することについてのシンポジウムが開かれるようで、フォントの自動デザインツールであるprototypoの人などが講演するようだ。すごく面…

清原悦志:タイポグラフィに興味を持ったきっかけ 09

この、タイポグラフィの~シリーズ、なんとなく固い話が多くなるので、いったい誰が読んでいるのかという感じなのですが、、、自分では書いていて結構たのしいので、もう少し続けます。。 清原悦志のレイアウト 思潮5号 1971夏 より 朗文堂では、緻密なエデ…

記事の訂正

ひと月ほど前に投稿した以下の記事の一部を訂正しました。その中で向井周太郎氏の「人間」「町」というコンクリート・ポエトリー作品を掲載していて、それを新國誠一氏の作品だと間違って紹介してしまっていました。「人間」「町」(現在は削除)も向井周太…

朗文堂・新宿私塾03:タイポグラフィに興味を持ったきっかけ 08

朗文堂代表の片塩二朗さんについて 当時の自分のような初学者にとって、朗文堂のこの新宿私塾は、とても助けになった。 ちなみに朗文堂の代表・片塩二朗さんというかたは、学者としても各所で論文を発表しているかたなのだが、文字への愛情が強すぎるあまり…

朗文堂・新宿私塾02:タイポグラフィに興味を持ったきっかけ 07

前回に続き、タイポグラフィを朗文堂で学び始めたばかりのころの話が続きます。 スペーシング 冒頭の写真は、スペーシング(カーニング)の授業で作ったものだが、minamimonという小文字の文字列を、一文字一文字切り離し、それらの位置を0.何ミリかの精度で…

朗文堂・新宿私塾01:タイポグラフィに興味を持ったきっかけ 06

タイポグラフィ専門の出版社のデザイン塾 前回書いたように、雑誌「アイデア」を読み漁っていたある日に、巻末の広告にて「新宿私塾 タイポグラフィスクール 塾生募集」という小さな広告を見つけた。当時、大学では建築設計を学んでいたので、グラフィックデ…

The Typographic Circle, Domenic Lippa, SPIN...

from London Design Festival website 下の記事の捕捉になるが、それから数年が経って、2013年にロンドンにてタイポグラフィ関連の書籍出版、イベントを行っているThe Typographic Circleが主催するイベントで、彼らの機関誌「Circular magazine」のデザイン…

雑誌「アイデア」:タイポグラフィに興味を持ったきっかけ 05

前回からの続き。 コンクリートポエトリーの作家たちの作品に、すっかり心を持っていかれてしまった自分は、グラフィックデザイン関連の雑誌を読み漁るようになった。幸いにして、自分が通っていた大学には日本有数の巨大な図書館があり、とくに閉架書庫に行…

萩原恭次郎:タイポグラフィに興味をもったきっかけ 04

時系列が若干前後するが、のちに朗文堂という出版社でタイポグラフィを学んでいた際に、新國誠一や北園克衛に興味があると伝えたら、萩原恭次郎というダダイズムの詩人を教えてもらった。それの組版も面白い試みをしているという。 見せてもらった紙面は、確…

北園克衛:タイポグラフィに興味をもったきっかけ 03

先日、触れた「CHICAGO REVIEW」という本には、北園克衛の作品がふたつ載っている。 CHICAGO REVIEW より 詩集のはずなのに、なぜかこのページだけいきなり写真が登場していて、なんだこれは?となる。。 一応、英文らしきものが部分的に使われているが、新…

コンクリートポエトリー運動:タイポグラフィに興味をもったきっかけ 02

2016年10月22日に記事を訂正しています。それまでの記事では、向井周太郎氏の「町」という作品を掲載をしていましたが、出展を明記しておらず、新國誠一氏の作品のひとつとして紹介してしまっていました。現在は該当部分を削除しています。申し訳ありません…

向井周太郎:タイポグラフィに興味をもったきっかけ 01

向井周太郎「人間」(向井周太郎「かたちの詩学」コンクリートポエトリー選集より) 2016年10月22日に記事を訂正しています。それまでの記事では、この「人間」という作品が新國誠一氏の作品であると書いてしまっていましたが、それは誤りで、向井周太郎氏の…

タイポグラフィ

これまでに数多くの文字関係の本を読んできた。どのように文字をデザインするか、それをどのようにレイアウトしていくか、そしてそれをどのように印刷するか、といった文字にまつわるもろもろの本で、それらは一般的にタイポグラフィといわれている。この学…

キュビズム美術館カタログのタイプフェイス

先月、チェコに行った際に、プラハにあるキュビズム美術館を訪れた。そこで買ったカタログのタイプフェイスが面白く、全てのOが六角形になっていた。 ここはキュビズム美術館といっても、キュビズムの絵画でなく、家具がメインで置かれており、20世紀初頭に…